「山代温泉」は、山代温泉旅館協同組合の登録商標です。 
商標登録番号 第5017829 号

山代温泉観光協会

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山代大田楽

山代大田楽

●令和5年は昨年に引き続き 「山代大田楽2023 湯入れ行列」を開催いたします。

 開催日:令和5年7月29日(土)・30日(日)

会場には観覧席を設けず、町なかを移動しながら演舞を披露します。
メイン会場は古総湯周辺の予定です。
昨年の開催についてはこちらをご覧ください。
 【参考】山代大田楽2022湯入れ行列

          

 

 

平安時代から室町時代にかけて日本全国で熱狂的に流行した芸能「田楽」は、次第に姿を消してしまいました。
狂言師野村耕介(八世野村万蔵、1959-2004)が、学術研究者、音楽家、舞踊家と共に「田楽」を今日的に再生し創り上げた祝祭が「大田楽」です。
躍動感あふれるリズムと躍り、華やかな装束、冴えわたる笛の音と松明の炎、新たな感動と興奮を山代温泉で体感してください。

山代大田楽 プログラム(※湯入れ行列とは内容が異なります)

1. 火入れ・湯入れの儀ひいれゆいれのぎ

神様からいただいた忌火が松明へと移され、山代の地に湧き出る温泉が運ばれてきて、大田楽が行われる場を形作ります。

2. 行進(往)こうしん

心地よい古の響きと共に百四十余名の田楽法師が色とりどりの装束をまとい、花を飾った笠を被って賑やかに楽器を囃しながら登場し、観る者を幻想の世界へと誘っていきます。
さあ「大田楽」の幕開けです。

3. 烏剣舞からすけんばい

魂奮いの芸能。
開湯伝説の八咫烏をイメージした力強い躍りが過去と未来をつなぎます。

4. わらべ番楽わらべばんがく

地元の子どもたちによる番楽。
番楽は二列になった踊り手たちがそれぞれ対面する相手と番(つがい)になって=対になって躍ります。

5. 湯がけ番楽ゆがけばんがく

烏の面をつけた大人の躍り手たちが、温泉に浸した笹を振りながら舞います。

6. 兎楽うがく

兎の肢体と霊力、五穀豊穣を祈願する心を舞踊として形象化しました。
兎歩と呼ばれ る特殊な足踏みにより地霊を鎮め、祭りの場を清めます。

7. 王舞おうのまい

緋の装束に鼻高面(天狗面)、鉾をかざした王舞が現れます。
鬼門を鎮め、場を清める舞が、一管の笛の音と大太鼓の重い響きと共に、静かに力強く舞われます。

8. 獅子舞ししまい

黄色と萌黄色の色鮮やかな獅子が勇壮なテンポの音楽にのって躍る様は、豪快なうちにもどこか愛らしく、観る者を沸かせます。
やがて清冽の気が充満してきます。

9. 奏上そうじょう

田楽法師一行の長(おさ)である田主(たあるじ)が白装束に翁烏帽子姿で現れます。
神に向かって田楽法師一行の来訪を報告。
裂帛(れっぱく)の気合と共に朗々と奏上をよみあげると、辺り一面に厳粛な空気が流れます。

10. 段上がりだんあがり

躍り手たちが再び楽器を囃しながら現れ、大田楽はさらなる佳境へ入っていきます。

11. 稚児舞ちごまい

汚れなき者の象徴=稚児が神の庭を清めます。
五色の華をまき、舞台に華やかな彩りをそえます。

12. 総田楽そうでんがく

大田楽のクライマックス、それが「総田楽」です。
腰鼓(くれつづみ)、編木(ささら)、銅拍子(どうびょうし)などの楽器を囃しながら力強い躍りや、軽業、放下芸などが所せましと繰り広げられ、熱狂の渦は頂点へと達します。
総田楽の躍り手全員による「群舞」の波がうねる中、「宝撒き」の一群が登場、福を呼ぶ『宝』を観客に撒きます。

13. 乱舞らっぷ

出演者と観客の垣根をとりはらい、共に即興で躍ります。

14. 行進(復)こうしん

熱狂の余韻さめやらぬ中、再び聞こえてくる心地よい古の響き。
田楽法師一行は何処ともなく去っていきます。

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